六十話 2010年10月 最終話
条件としては着手金が前払いの場合は却下
当然だろ?完全に詰んでいる人が前払いを出来る訳が無い
こんな事務所は大概、客を虫ケラかミジンコのような扱いされるに決まっている
細心の注意を払って調べ上げなければダメだ
横浜のとある司法書士事務所では着手金を分割出来るとの事。
ここで大事な事は
【自分と債務者以外の人に債務整理をする/したかの情報が内密で行われる事】
※誰にも知られたくないので
『あいつパチンコで破滅したらしいよ…』
こんな事が知れ渡ったら恥ずかしくてお天道様の下で生活が出来なくなるんだ。
噂とは想像以上に出回るものだ
これが絶対条件と伝えると拍子抜けするほどスムーズに話が進んだ
司法書士事務所の担当の女性が私の担当に決まった。彼女は実に上手くやってくれた。
女『過去の過去まで遡って全ての借入情報を全て提出して下さいね』
私『過去に借入た3社は借り換えをしたので、そこはいいとして、今あるviewの20万と車のローンも残額15万だし、プリーバは30万借りて返すだけなので、これも残り15万ですので自力で返したいと思います』(何となく傷を付けたくなかった)
(また借入しそうな悪い癖を残してしまったが)
女『分かりました、では早速始めたいので必要書類を送って下さいね、それからカードも全てこちらで処分しますのでそちらも送って下さい』
数日後に全ての和解書が届いた。
それから1か月も経たないうちに
【和解締結及び返済予定表】
が送られてきた。
200万借りていた悪徳消費者金融が何と120万も減額されていた…
あの悪徳金貸し屋にクソ利息を永遠に取られていた事に腹が立った。
結果的に借金350万→185万までの減額で決まり毎月の返済6万×60回+1万×6(着手金)で話が進んだ
1年後にはview、プリーバ、知人と全ての返済が終了した
そして全ての借金が終わったのがま5年後だ。
これで真っ当な生活が出来る
安心した瞬間であった…
だが安心出来たのも束の間であった。
信用情報に傷が無くなると、また借金が出来てしまう。
ざわ
また悪い癖が出てくるのが私だ
そしてまた横浜カード150万と楽天カード100万の審査を希望してしまった…
何故、反省しないんだ私は?
ね、やっと400万から解放されたんだよ?
そんなにパチンコが打ちたいの?
【終わりが無いのがギャンブル依存性】
そして新章に突入する。
参考文献【借金は身を滅ぼす】をオマージュし自己の体験・経験値を重ね合わせて自己流に描かせて頂きました。
借金と博打がどれほど危険な事なのかが伝わればと…
【ギャンブルと借金は身を滅ぼします】
第一章【完】
借入4155000円
借入件数7件(知人1人)
毎月の支払い30万